1.特許出願の対象(発明)について

病気の発症に関与する遺伝子を発見したのですが、どのような発明として特許出願することができますか?
遺伝子の特許権に加えて、病気の診断方法、診断キットの特許権を取得できる可能性があります。
腫瘍細胞の増殖を抑制する化合物を発見したのですが、どのような発明として特許出願することができますか?
新規化合物であれば化合物の特許権を、構造が公知の化合物であっても用途発明の特許権を取得できる可能性があります。

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2.特許出願するまでに必要な準備について

特許出願するには、実験データの他にどんな資料が必要ですか?
発明の特許性を分析した上で明細書を作成するためには、その発明に関連する技術分野の公知文献等の先行技術に関する資料が必要です。
特許出願を依頼する前に、先行技術調査を依頼することはできますか?
特許出願のご依頼だけでなく、先行技術調査のご依頼も承ります。

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3.特許出願の時期について

ある発明について特許出願することを検討していますが、その発明に関する研究結果は、近日中に学会発表する予定です。いつまでに特許出願すればよいのでしょうか?
発明が特許を受けるためには、新規性(知られていないこと)及び進歩性(容易に思いつかないこと)を備えていることが必要です。 研究結果が学会発表などで公開されてしまうと、その内容を第三者が知り得る状態となるため、原則として特許を受けることができません。
また学会発表に先立つ予稿集などの発行・インターネット掲載等の公開も特許性の障害となります。
したがって、学会発表及び予稿集等公開の前に特許出願することをお勧めします。
特許出願と論文投稿は、どのような順番で行えばよいのでしょうか?
論文投稿前(下記期間(1))に特許出願することがもっとも安全ですが、論文投稿を優先したい場合には、論文の審査期間中(下記期間(2))に特許出願することで、新規性を失うことなく特許出願することができます。
特許出願の時期
一般に、学術論文の審査は非公開で行われるため、論文の審査期間は新規性が失われていないと考えられます。したがって、論文審査が完了し、当該学術論文が学術誌に掲載、又はその電子版がウェブサイト上で公開される前(上記期間(1)〜(2))に特許出願することで、新規性を失うことなく特許出願することができます。
学会発表をしました。今から特許出願しても特許は受けられませんか?
例外的に、学会発表(予稿集等公開)や論文掲載などから6ヶ月以内に出願し、かつ新規性喪失の例外規定の適用を受けることで特許を受けられる場合もありますので、早急にご相談下さい。(日本国に出願する場合です。外国では国ごとに扱いが異なります。)

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